バレないことが最善のとき【においの現場】

こんばんは。

連日暑い日が続いておりますねデオドルE浦です。

もう暑い日とか言うより、命に関わる状況のようですけど。ニュースを見ても注意報だらけだわ搬送された人が1週間で約1万人になるとかエジプトのカイロより暑いとか。もう理解を越えてますね。そうなると皆さん言い出すのが「異常気象」。色々原因はあるにせよ、まだ天気の統計ってそんなにストックされてないそうですから、なにを基準にして異常なのかは説明できないという話もあります。ひとまず、そこらへんの話でわいのわいのするより、キチンと水分補給して涼しい環境を作りましょう。

バレないことが最善の現場

古の時代より、日本人にはある美徳があると僕は認識しています。それは「八百万の神」という、あらゆるものに神が宿っているから大事にしなさいねという考え方。実家は仏教ですが、別の宗教である神道の考え方が我が家にはありました。そういう「イイトコ取り」な文化って好きです。

そんな考え方のなかで、今でも実は気にしているものがありまして。それが「お天道様が見ているぞ!」というもの。悪事をどんなに包み隠そうとも、どこかで必ずバレるってことで使われることがありますね。だからと言ってはなんですが、僕はネコババはしません(笑)バレたら怖いというのと、何倍にもなって返さなくてはいけないこともあるような気がして、できるだけ正直にありたいと思ってはいます。

そんなことを言っておきながら、今日はバレないことが最善だというお話をしたいと思います。

消臭というお仕事

ネットで「消臭とは」でググると、こんな回答が返されます。

いやなにおいを消すこと。

うむ。シンプル。

この「いやな」という言葉に色んなニュアンスが含まれるのですが、香水や柔軟剤の香りだって人によっては「いやな」においになりますので、それをも消すことが消臭ということになりそうですね。

ただ、一般的には「いやなにおい」=「悪臭」という図式ができあがるので、少なからず香水や柔軟剤を「いやなにおい」と連想する人はそうとうマイノリティなのが現実ですよね。生ゴミのにおいとか、腐臭とか・・・。そういう、誰が嗅いでも嫌なにおいが「いやなにおい」って感じ。

しかし、消臭というお仕事をしていると、その「人によっては」な「いやなにおい」を消臭することになります。その代表格が「調理臭」。ひと昔前なら、店の軒先で焼き鳥を焼き、商店街の買い物客が「今日はおかずに」「酒の肴に」と買っていったと思いますが、すぐ先は居住マンションなんて風景になってからは、お店の人も堂々と軒先で焼き鳥を焼くことはできなくなりました。美味しい焼き鳥のにおいも、生活の中で毎日嗅がされてはかなわんということです。

そしてそれが人の口を介すと、「いやなにおい」として伝播するわけですね。

「いやなにおい」はバレたら最後

ちょっと大袈裟に書きましたが、現場によっては「まだ臭う」としつこく迫られることもあるのでフィクションではありません。においは目に見えないぶん、イメージが残りやすく「勘違いしてしまう」ものでもあります。実際に臭ってなかったとしても、臭っていた過去があるせいでそう認識することがあるのです。目に見えないから、においが無いことを証明するのも大変です。

だったら、最初からバレないようにするというのが消臭の現場では大事になってくるように感じます。「無かったことに」ではなく、最初から有ると思わせない。これができると、イメージを下げたり迷惑を掛けたりクレームに悩まされることもないのです。

バレないことに尽力する

本日向かった現場(有名ホテル)で、そう気付いたのでブログにしました。それまでは、「キチンと対策をしている」というイメージを立て、周囲の人に「ちゃんとしたホテルだね」と思ってもらうためだと考えていました。

それが、先輩の仕事ぶりや現場を見ていて感じたのは「周囲の人に気づかせないことに力を尽くせば、そもそも誰も不快にならない」ということ。無かったことにするのではなく、有ると気付かせない。これ、すごくレベルの高い仕事だよなぁって感じたんです。無いことが、人の幸せに繋がるんですよ。

もうマジで、凄くないですか?(感動してるから、誰かと共有したい(笑))

この仕事の社会的意義って、やっぱり大きいと思った暑い夏の日の午後。

においのことで気になってる人、お気軽にお問い合わせくださいな。むしろ、あんまり小難しいのは直接会社に電話して(笑)