2018年5月現在のLINEスタンプの作り方【LINEスタンプ】【MacBook Pro】

こんにちは。

少し暑いですねデオドルE浦です。

風が気持ちいいので、このくらいの気候のままなら過ごしやすいのに・・・。などと、夏が来るのに戦々恐々しております。

MacBookを使ったLINEスタンプの作り方

LINEスタンプ作成の経緯

昨年の冬、『ロボット展』への出展に向け準備をしている最中、社長命令でポスターのイラストを描くことになりました。インターン実習生に向けて似顔絵を描いたりしたことがあったので、それを目にした社長から「なんか描いてよ」ってなノリだったかな。

僕のいる会社はニオイに関する会社なのでそれに沿ったキャラにしなきゃとネット調べると、ゾウは哺乳類で嗅覚最強らしい(嗅覚受容体の数がヒト約400なのに対し、ゾウは約2000。イヌは約800だそう)。そんな感じにキャラクターはゾウに決定し、晴れて日本デオドールのキャラが爆誕したわけです(笑)

「どうせなら形に残そうぜ〜」というこれまた社長のノリで、苦難のLINEスタンプ作成が始まったというわけ。今日は、「実際LINEスタンプってどうやって作って販売までするんだぜ?」という疑問をお持ちの方向けにブログを書いてみようと思います。

まずはイラストを描く

僕はペンタブもイラストレーターも持ってません。なので、イラストはコピー紙に手描き。使った道具は、コピー紙とシャーペンとコピックと筆ペンのみ。ひたすら、申請枚数の42枚を描き上げます。後の作業(透過)で判明しますが、イラストはシンプルに線はキッチリ描きましょう!イラストの外側に隙間をつくると、あとあと面倒です。

このイラストを会社のスキャナーを使ってPCに取り込みました。ちなみに、会社のLANと僕のMacは繋げられないので、取り込んだイラストは全部メールしました。クラウドサービスも利用してませんからね・・・(笑)

トリミングと拡張子の変更(jpegからpngに)

MacBookに画像を取り込んだら、余白を切り取るため「トリミング」します。できるだけギリギリにトリミングしましょう。Macでは、画像を開いた「プレビュー」である程度加工作業ができます。これからのほとんどは、赤丸で囲んだアイコンをクリックして作業を進めます。

トリミングができたら、jpegからpngに変更します。jpegのままだと背景がコピー紙のままなので、後で透過という作業が必要になるからです。「ファイル」→「書き出す…」をクリック。

データの名前、保存先を決め、「フォーマット」で「PNG」を選択し保存。これで画像がjpegからpngに変更できました。複数ある場合はまとめて変更できるのですが、それはググってください(笑)

手描き手法で一番苦労した透過

LINEスタンプを利用してる方ならお気付きかと思いますが、スタンプってキャラだけが映ってて背景はLINEの壁紙になってます。そのように加工できるようにpngに変換したわけですが、そこから不要な背景を除去するのを「透過」と言います(正確には知らん!)。

画像はjpegのモノですが、イラストを開いたらこのアイコンをクリックしてください。すると、プレビューで加工できる項目が開きます。

開いた項目の左から二番目。ステッキが輝いてるようなアイコンがあるので、こいつをクリック(グレーから青に色反転します)。

透過させる部分(イラストの背景)をドラッグすると、ドラッグした場所の範囲がピンクに色反転します。このピンクの部分が透過される部分となります。このときイラストの外側に隙間があると、透過の範囲指定がイラストの内側にまで入り込み、顔がスケスケになったりします。怖い・・・。

ピンクの範囲を透過してよければ、「⌘」+「X」で透過します。すると、透過した背景が白からグレーに変わりましたね。僕のイラストのように文字も書き入れてる場合、「の」とか「日」のような字は、字の中が透過できてないのでちゃんとチェックしましょう。この処理漏れで審査に落ちるらしいです。

サイズ変更

LINEスタンプの規定に合わせ、イラストのサイズを変更します。申請する際に、イラストを三つの用途に合わせてサイズ変更します。「main」と「tab」と「スタンプ」です。

「main」は見出しになるイラストで、「幅240ピクセル×高さ240ピクセル」に。

「tab」はトークルームタブで、「幅96ピクセル×高さ74ピクセル」に。

「スタンプ」は、「幅370ピクセル×高さ320ピクセルの範囲」です。

サイズ変更で注意する点として、「main」と「tab」は指定されたサイズにすること。多少縦横比が狂って、イラストが痩せたり太ったりしますがそれは仕方ないです。僕はこのことに気付くまでしばらく掛かって、申請処理ができずにイライラしました。分かりづらいわ。

スタンプについては、範囲内に収まればいいので縦横比を変えずに済みます。ただし、このとき気を付けなくてはいけないことがありまして、サイズは幅も高さも偶数にすること。末尾が奇数だと弾かれます。比率を変えずに調整したら末尾が奇数になるときは、「縦横比を固定」のチェックを外せば好きな数字を入力できます。奇数の数字を1減らして偶数にしましょう。

LINEクリエイターマーケットのアカウントを取得

アカウントを取得したら(LINEを利用してるなら、そのアカウントでOK)必要事項を記入してイラストを登録・申請します。記入事項に英語もあるので、僕はグーグルに英訳してもらって入力しました。文法とか知らねぇ。

「main」「tab」「スタンプ」をアップしたところ。登録ができたら、作ったスタンプが実際にどう見えるかチェックしてみましょう。赤丸のとこをクリックして、スタンプシュミレーターを起動します。

クリックすると、こんな画面に。

こんな感じに、実際に使った場合のイラストの雰囲気がわかります。きちんと背景が透過されてますね。背景を塗ったイラストは、その背景が残ったままですね。うむ、上手く登録できたみたい。

手描きイラストでLINEスタンプを申請するまで

まだ審査が通ったわけではないのでスタンプとして世にでるのかわかりませんが、今後スタンプを自作される方の参考になれば。やり方さえ理解できれば、作業自体は簡単です。ペンタブとかイラストレーターがあれば、もっと拘ったスタンプが作成できると思います。

興味のある方は、挑戦してみてください。イラストのクオリティというよりは、使い勝手や面白さが購入動機だと思うので、「絵が下手だから」と思わずやってみるのも話題になって良いかも。収益性は恐ろしく低いようですが(笑)

審査のその後

5月31日、審査結果が通知されました。

結果は・・・、リジェクトーーーっ!!

つまり、審査落ちです(笑)

理由はいたって簡単でした。「商標権を侵害してる」ってことと「二次創作やんか」ってこと。左の三枚はスマホをいじってるんですが、スマホとわかるようにと思って描いた「アップル」のマークがいけなかった(考えてみりゃ、そりゃそうだ)。右の一枚は、完全に「寄生獣」のパクリだとバレた(笑)以上です。

あと、インドネシアでは販売制限かけてね、って一言も。ゾウをキャラクターにしたから、宗教的なアレが関係してるんでしょうね・・・。なるほどなぁ。

以上、リジェクトの理由でした!ってか、一個一個理由まで付けて落ちた理由を教えてくれるなんて、クリエイター冥利に尽きますね(あ、すんません、調子に乗りました)。一括して「ダメーッ」って言われるのかと思った。意外と親切。あれかな、どんどんメゲずに申請してよってことかな。こういう配慮って、大事ですよねぇなんて感じました。

審査落ちしたけど、オモシロイ発見もありますね。みなさんも、一度やってみてください。