自分を追い込んでないか【ポジティブシンキングの罠】

こんにちは。

スギ花粉はだいぶ和らいできましたねデオドルE浦です。

くしゃみ鼻水は相変わらずですけども。

◾社内ミーティング

昨日は、午後から社内ミーティングでした。ミーティングと言っても社員だけで行ういつものやつではなく、ミーティングコンサルタント矢本治さんを迎えての社内ミーティングでした!

右手の方が矢本治さん。

矢本さんは、もともと普通のサラリーマンとしてお仕事をされていたのですが、もう潰れると言われていたブライダルのお仕事で業績を鬼のように上げたことで注目が集まり、2010年から起業し「ミーティングのプロ」として活動されています。矢本さんのコンサルの注目すべきポイントは、「人も設備投資もせずに業績を上げる」というもの。

今ある状況を変えていくのはかなりの労力を必要としますので、「人員を整理して仕切り直した方がいいのでは」と考えることもあると思います。右を向いている人を左に向かせるより、前を向いている人を左に向かせる方が楽な感じしますもんね。でもそれだと、今まで頑張ってきたスタッフを否定することになりますし、新たな人材は簡単には見つかりません。

だったら、今いるスタッフの考え方や捉え方を整理してあげれば、目標に向かって着実に実績を上げられるというもの。正しい方向性が見つかれば、今と同じ頑張りで業績が上がるのは火を見るより明らかですよね。そして、思考が変われば状況が変化しても臨機応変に対応するチカラも身につくというもの。

人員が少数の会社だからこそ状況に合わせた柔軟さが発揮できるはずなので、日本デオドールには打って付けのミーティングになりました。

◾部署ごとにできることを吐き出す

当社は3つの部署に構成されているので、それぞれをチームとしました。まずはみんなが自チームを含めた要望を吐き出し、他の二つのチーム(フォロワーとします)は自分がフォローできることを提案します。スタッフはどこかのチームに所属しているものの、提案は個人で発言します。ここがオモシロイところで、チームの総意を伝えるのではなく「自分ならなにができるかな」でフォローできることを提案するというところ。すると、その提案の一つがフォロワーの総意となり全体が目標に向かって動き出します。

これ、凄くないですか?チームに別れてミーテイングしがちですけど、これならそれをスッ飛ばして意見を纏められるわけですし、他チームのフォローが「余計なおせっかい」にならないわけです。フォロワーの複数の提案から、最短距離で実現できることをチームが選べるんですもん。提案のし合いっこで揉めることもありません。

全体で4時間のミーティングでしたが、各部署でやるべきことのスケジュールまで決めることができました。半日ですよ、半日。少数とはいえ、10人以上いるスタッフの意思決定が半日で終わりました。脅威的。

◾思考の変化

ミーティングの最後に、矢本さんからこんな話しがありました。

「質問の質を考えよう」というもの。

矢本さんから質問や提案があったとき、「どうして業績悪いの?なにが原因なの?」とは質問されませんでした。できなかったことを、改めて考えることをさせなかったのです。業績が悪いことはわかってるし、だからみんな頑張っている。なのに、過去を掘り起こしたり見せしめにするのは、質問者の満足感を満たすだけで時間の無駄。追求された人は言い訳やできない理由に頭を巡らすだけで、なにも建設的ではありません。僕らは学校で「反省しなさい」と習いましたから、思考がそう刷り込まれてたんですね。反省(笑)

今回のミーティングでは、現状から「今後どうするのか、自分はなにができるのか」を絞り出すことを4時間徹底して実践しました。すると、ミーティングの効率が上がり、目標とスケジュールを決めるまでに至りました。

よく「ポジティブシンキングであれ」なんて言いますが、間違うと「ポジティブは無理してでも明るくいること」と考えてしまいます。なにかに失敗したとき、人は落ち込み過去のことにクヨクヨします。それはいけないので「ポジティブシンキングじゃ!」と鼓舞するものの、どうしたらポジティブになるのか分からず、ただただ笑顔を作ることに専念します。これ、ぜんぜん幸せじゃないですね。

僕らはどうやっても過去には戻れません。かならず訪れる見えない未来に向かって歩き続けるしかないのです。足元が止まらない「動く歩道」で後ろ歩きしていたら、いずれ事故に遭うように(笑)できることなら、行きたい場所をちゃんと知っておくこと。その場所に最短最速で到着できること。動く歩道で歩いている人は、それが分かっているからですよね。