これが俺らの生きる道【日本デオドール】

こんにちは。

風は少し冷たいですが春めいて気持ちいいですねデオドルE浦です。

そのぶん花粉も景気良く飛んでるようですけども。

◾入社して間も無く1年

今日は3月31日の年度末。学校などの多くはこの日を年度として区切ってるのですが、日本デオドールの事業年度は1月末。世間の動きとズレるので少し変な感じがしますが、色んなものが集中するこの時期に会社の事務処理まで合わせるとテンテコマイですからね。年度末を迎える前に事業年度末がくるというのは、理に敵っています。

ちなみに、僕は5月1日入社。まもなく入社して1年が経過するわけです。年齢は39歳だけど、バリバリの新入社員です(笑)とはいえ社会人経験は今年で20年。同年代を見ると、経験も豊かになって中堅クラスになって部下を育てているなんてことが当たり前になってきました。ちょっと前まで見上げるしかなかった会社という組織が、いつの間にか見下ろすこともできるようになっていたんですね。

◾日本デオドールに入社して

入社したばかりの頃

なにができるようになったかなぁ、と考えます。臭気判定士の試験は見事に落ちたし、仕事を独り立ちしてできるようになったかというとまだ程遠い。知識も経験もまだまだ。年齢はどうやったって残りが少なくなって「経験を積んでいこう」なんて悠長なことは言ってられないわけです。「なにかを始めるのに、遅いことはない」なんて言いますけど、どうにも覆らないこともまた有るんだと思います。もしかしたら、それが素質というものかもしれませんね。

ちょっと視点を変えてみようと思いました。僕が目指すのが『臭気判定士』であり『ニオイのプロ』だろうか、と。同じ年代の同業者と自分を比較しようとするから見えなくなって落ち込んだり不安になるし、そもそも会社がそんな職人を望むのなら、僕でなくて他の会社から優秀な人材を引き抜くとか若い人を育てるとかする方が余程近道なはずです。僕だけが経験したこの20年間を、この会社のなにに活かすか。それが見つけられないと、僕はこの会社に来た意味はないし、この先一流の職人にもなれない目の上のたんこぶ的存在になり兼ねない。

◾先入観で見えなかったことを明らかにする

もう、このままニオイの素人で居ようかな、と思ってます(笑)社長や同僚がそれを許すかどうかは、この先の結果次第だと思いますけど。勿論、ただの素人じゃ意味ないわけで、それは給料泥棒です。

どの職種もそうだと思いますが、専門家になるとつい「専門用語を多様し、先生に成りたがる」んです。料理人でも販売員でも整備士でも、その道のプロになると自分の目線で「より高度な領域」で伝えようとします。でないと、社会が「専門家」として認めないからなんでしょうけど。「ははぁ、さすがですね!」「いえいえ、その世界で生きますから」ってお互い言い合わないと専門家たるもの、職人たるもの存在しちゃダメみたいな。僕はその「専門家」の土俵には到底立てないのに、そこで足掻こうとしても、その世界で生きてきた職人との距離が縮まることはないのです。だから、専門家を目指すことは止めようと思います。

かと言って、マジで「素人」で居続けるわけではありません。この業界はまだまだ認知度が低い。認知度が低いから「消臭の仕事です」と言ってピンとくる人はまず居ません。それは「マジの素人」だから。でも、「マジの素人」は僕の話しを一生懸命聞こうとして一生懸命考えるわけです。「加齢臭に悩んでて」なんて切り口で話しでくるわけです。ウチの会社に制汗剤はないのに。たぶんこれは、「マジで素人」の先入観なんです。わからないから、知ってることで話しを繋げようとした結果なんです。当然、僕がこっちの「素人」のまま居続けるのはアウトです。

僕が目指すのは、その中間。素人よりは仕事を通してニオイを知ってるし、職人ほど専門的な知識も経験もないことで見えてくる、「他とは違う視点」を持つこと。それによって、両者に「気付き」のきっかけを見出せるようになること。とはいえ、それを狙ってできるほど僕は策士じゃないですけど(笑)

◾素人のプロ

いっそ、「ニオイの素人」という肩書きを一生背負った方が、人には伝わるんじゃないかな、なんて思います。「素人のプロ」が僕のこれからの生きる道。なんだか、そんなことを思ったのでブログにしてみました。