問題はニオイのはずだったのに【日本デオドール】

こんにちは。

今日はサバゲーですデオドルE浦です。

帰りは夜になるので、早目にブログです。

◾️とある飲食店でのこと

よく見たことあると思いますが、1階が飲食店で2階より上が住居になっているビル。

味や雰囲気の評判も良く、とっても繁盛している。

だけど、そのときの調理臭で2階から上の住民からクレームが入ったお店がありました。

住民はまず管理会社に伝え、管理会社は大家さんに伝えますよね(たぶん)。

店舗と住居の管理が違ったりするのか、店舗への対応を大家さんが請け負ったとします。

大家さんは店舗に要求します。

「調理臭がして、上の住民から苦情がきている。早急に対策をとってくれぃ」

お店のオーナーは慌てて、

「かしこまりました。では早速、臭気対策専門の会社に相談いたします」

そこに、思わぬ大家さんの要求が加わりました。

「ダクトを増設して、調理臭を屋上まで引き上げて排気したらいいじゃない」

◾️臭気への対策方法

対策方法は幾つかあります。

・脱臭フィルターをつけて、ニオイを漉し取る

・水とか他の物質により臭気を落とす

・違う香りでマスキングする

・化学変化で臭気を違う性質に変化させる

・排気する場所を変える(大家さんが要求している方法)

こんなところでしょうか。

色んな臭気対策はありますが、一番はその臭気に触れさせないこと。

となれば、大家さんの理屈はいたって真っ当です。

ウチの消臭剤は、上のうちの化学変化による消臭方法なので、元のニオイを完全に取り切ることは難しいです(消臭効率50〜70%としています)。

ただ、ダクトを増設するには新たな課題が出てきます。

・設備が増えるので費用が掛かる

・排気ファンを大きくするので今の電力を上げる

細かくは、まだこれに付随して色々出てきます。

◾️その費用誰が負担するの

さて、次に気になるのが、この設備増設費用は誰が負担するのかということ。

臭気対策ですから、当然に飲食店が負担すべきです。

ただ、設備となるとこのビルに帰属するものがあまりに多いということ。

飲食店は賃貸ですから、ビル設備は大家さんのものです。

この臭気対策によって発生したダクト、電気設備はビルに設置されるわけですからね。

でもですよ。

これ、臭気対策というより、ビルの増設工事ですよね。

大家さんが負担なく、テナントの設備を増やし価値を上げようとしてるだけにも見えます。

だったら、ダクト増設費用は大家さんが負担することで良いのでしょうか。

◾️臭気対策がいつの間にか別の問題に

元々は臭気クレーム対策だったのに、いつの間にか増設費用を誰が負担するのかに問題がすり変わってしまいました。

大家さんも店子さんも、新たな問題に頭を悩ませてしまいます。

でも、本来は誰のための臭気対策なんでしょうか。

そう、近隣に住まわれている住民に対するものです。

住民が、快適に生活できる環境を整えることが目的のはずです。

◾️本質を見失わない

一つの問題が発生したとき、その対策を考えると新たな問題が生まれることがあります。

でも、忘れてはいけないのが、誰のために取るべき対策なのかということ。

対策する人の自己満足で、本来の目的を達成したと言えるのでしょうか。

僕らの仕事ではよく対峙する事柄です。

だからこそ、「消臭することが仕事」と思うと本質を見誤ってしまう。

「消臭することで、誰の本当の利益を得られるのか」

「誰の幸せを叶えるのか」

初心忘るべからずですね。